プロフィール

Kazu

お越しいただきありがとうございます。

ブログ「えいごのーと」を運営しているKazuと申します。

このページでは、「えいごのーと」の概要と管理人のKazuのプロフィールについて書いています。

2021年11月1日現在の情報です。

運営者「Kazu」の自己紹介

外国語(英語)科の教員免許を取得し、大学を卒業したのち、金融機関に就職。

わずか1年で退職してイギリスの語学学校へ短期留学。2004年12月〜2005年2月の期間は、イギリス南東部のケント州にある小さな海沿いの町、Margate(マーゲイト)のMargate Language Centre、

2005年9月〜2006年4月上旬の期間は、ロンドンから北西へバスで1時間半ほどにあるアカデミックな町、Oxford(オックスフォード)のBritish Study Centres Oxfordで留学経験をしました。

2006年9月から英語を教える仕事に就いています。

保有している主な英語資格は、英検1級、TOEIC L&R 980、国連英検A級です。

教えるための知識・技能を磨くことはもちろんですが、英語学習者として普段から英語にたくさん触れ、指導方法を学び、さまざまな教材を吟味しています。

イギリス文化が好きで、週末にサッカー観戦したり、イギリスドラマを観たり、年に数回行われるイギリス展等の催し物に行くのが趣味です。

Apple製品が好きで、iPhoneやiPad, Macを中心とするガジェットを有効活用した英語学習と働き方を模索しています。

ブログ「えいごのーと」について

英語学習者として悩んだり試行錯誤したりした経験と、これから英語習得したい人たちの学習サポートを通じて得た経験を元に、「えいごのーと」では以下の方々のために少しでも役に立つサイトとして運営しています。

  • 英語学習をこれから頑張りたい(頑張っている)人
  • 英語学習で困っている人
  • 英語学習方法を探している人

ボク自身、英語を習得するために試行錯誤し悩んだりしばらく学習しない日々を過ごしたりすることもありました。

また、指導者として、英語のテストで点数が取れなくて嫌になったり、学習の仕方がわからず習慣化できずにいる方々をたくさん見てきました。

学生にしても社会人にしても、指導している中で「この人、ずいぶんできるようになったなぁ」「すごく英語力のある人だなぁ」と感じていても、普段の学習でどれくらい英語力が伸びているか自覚できず、迷い、合否やスコアでしか判定されない英語試験の結果で落ち込んでしまう人も見てきました。

しかし、テストの点数や検定試験に合格はできなくても、英語を学習した分、単語を以前より覚えて使えるようになっていたり、リスニングで聞き取れる単語が増えたり、読むスピードが上がっていたりという成長があるはずです。

ボクは、それらのことを気づいてもらうEnglish Teacherでありたいと思っています。英語学習の競争者ではなく共走者として、後ろから支えながら一緒にゴールに進む、そんな指導者でありたいと思っています。

ブログのカテゴリ別では、

  • 英語学習方法
  • 英語試験(英検、TOEICなど)
  • おすすめの英語学習書籍
  • 英字記事解説
  • 英語教育
  • イギリス(イギリス英語、イギリス文化、イギリス紹介)
  • 英語×Tech(iPhone, iPadなどを英語学習にどう活用しているか)
  • 週刊英語学習ログ(学習した内容から気になる表現等を紹介)

英語学習者として、英語指導者として自己の英語をブラッシュアップさせていきながら、「えいごのーと」にお越しいただいたみなさんのお役に立てるよう努めていきます。

プロフィールアイコンについて

アイコンはMokaさんに作成していただきました。

アイコンのキャラクターが人差し指を上に向けているのは、英語学習を頑張っている方たちに、

  1. 上を向いて進んで欲しい(ポジティブマインド)
  2. 一つ上を目指して欲しい(目標へ向かう向上心)
  3. 一日一つでも何か習得すればOK!(学びが必ず人生の彩に変わる)

ボクが関わる人たちに少しでも英語力を向上させ、自律的な学習者になってもらうように働きかける人になりたいというイメージでMokaさんに描いていただきました。

英語学習を頑張るパートナー

記事中にときどき、ボクのパートナーの愛犬ロコ(クマに見えるポメラニアン)が登場します。

こちらも、Mokaさんに描いていただきました!

英語学習を基礎からやり直すため、ボクの元を離れず、英語学習に奮闘しています。

英語の自律的な学習者になることを目指し日々努力をしています(寝てばっかですが…)。

ヒストリー 〜英語を学ぶきっかけから現在に至るまで〜

ここからは、少し詳細な自分史を綴っていきます。

うだつが上がらない中学1年生の得意科目に!

小学校に英語や「外国語活動」がない時代に、教科としての英語に初めて出会ったのは、小学校6年生冬の塾での授業でした。

地元の公立の中学に通うことになる前の残り3ヶ月間、「今から英語を勉強しておくと中学の英語でスタートが楽しくなるから」という塾長の勧めで国語ではなく英語の授業を受けさせてもらいました。

「英語って面白い!」って思うことは特になかったのですが、塾長の言葉を信じてせっせと学習してました。アルファベットに始まり、be動詞の肯定文、否定文、疑問文と…

勉強もスポーツも、特にこれといって得意なものがないボクでしたが、最初の中学の中間試験で100点に近い高得点をマーク、その後も悪くても80点以上、多くは90点以上をマークしてとても嬉しい気持ちで英語の授業を特に真剣に聞いていた覚えがあります。

ボブ・ロスとの出会い

中学1年の後半あたりだったと記憶していますが、NHK衛生第一(現在のBS-1)で放送されていた「Joy of Painting」という30分番組を偶然見てすっかり魅了されました。

アメリカ人画家のボブ・ロスが、わずか30分弱で真っ白いキャンバスにハケのような筆を使って風景画の油絵を描き上げるという番組でした。以下、当時放送された番組のYouTube動画です。

Joy of Painting

絵を描くのが苦手で全く好きではなかったのですが、両親が興味を持ち、新宿のカルチャーセンターで、ボブ・ロスの日本人のお弟子さんがボブ・ロス画法の講座を開いていると知り、母親と参加して上の動画と同じ絵を描きました。

すっかりボブ・ロス画法の世界に魅了されて、ボブ・ロスが使っている絵画セットを買い、家でも描き始めました。

ボブ・ロスが販売している絵画セットを通信販売で買い、家で描き始めました。

中学2年の夏、ボブ・ロスが来日し日本橋三越店でパフォーマンスをするということで参加、握手と記念写真という機会があり、「ここで今まで頑張ってきた英語を話すチャンス!」が初めて訪れました。

しかし、シャイな自分は一言も話せず。Hello.もThank you.も言えなかった。

悔しい思いでその後の日々を過ごしていたある日、ボブ・ロスのお弟子さんが『ボブ・ロスは「(ボクが)一言も喋らなかったから自閉症の子だったのかな?」と言っていましたよ。たくさん来場してくれた人たちの中でとりわけ気になってたみたい。』と伝えてくれました。

そのときは、「今度お会いするときが来たら思いを伝えよう!」と心を新たにし、英語学習にますます勤しみ…となればよかったのですが、英語のテストの点だけ良ければそれで満足といういたって平凡な中学生で特に英語学習に力を入れるわけでもなく、多感な時期で英語のコミュニケーションツールとしての興味はあっさりと薄れ、のほほんとした中学校生活を送っていました。

暗黒の高校時代と大学受験

授業はしっかり聞く、宿題はやる、テスト前の勉強は2週間前から、塾は休まずに通う、ということを守った3年間でしたが、成績は中の中くらいでした。

高校受験は行きたい私学の大学附属高校を第1志望に、滑り止めに公立というパターン。ボクの代は子どもの数がまだまだ多い代だったので、受験での倍率は今より遥かに高く、受かるだろうと思っていた私学は不合格、あまり対策のしてこなかった公立高校もまさかの不合格で、二次試験で8倍くらいの倍率を突破してなんとか高校に入学できたのですが、そこは工業高校。

気持ちが荒んでしまって、高1夏には退学を考えていました。工業高校の学習は意外と大変だし、そもそも全く興味を持てないどころか、不器用なので毎回の実習が苦痛でした。

そこで退学しようとしていたボクを引き止めてくれたのが当時の担任の先生でした。

英語に興味があって大学の英米文学科か英語学科に進みたいという気持ちを汲んでくれて、「教材室に眠っている受験用の教材を上げるから、これで勉強して、わからないところがあれば放課後に担当の先生に聞きに行っていいから、とにかく2年後の受験を目指しましょう」と言ってくれて思いとどまるどころか、この高校で勉強しながら受験勉強を頑張ろう!と前向きな気持ちになりました。

このとき、「英語の先生になりたい!」という思いと、「担任の先生のような寄り添ってくれる先生に自分もなりたい!」と思いました。

しかし、現実は厳しく、毎週ある工業高校のレポートに追われ、塾に通っても普通科の生徒との差は大きく、偏差値はだいたい40程度で英語もほとんどできず、これじゃ到底太刀打ちできない、と直前になって一般入試を断念。

「1年間、普通科の生徒たちと同じステージに立って大学受験したい!」と両親に訴え、代々木ゼミナール本校に本科生として入学。浪人生活のスタート。

「学習できるって楽しいな」と入学時からワクワクして受験勉強をしていました。プレッシャーは感じることなく。ただ、「受験は甘くない」と過剰に思っていたので、グングンと偏差値が上がっていても、「こんなのまぐれ」「分かってない問題がたくさんある」など、年越し前の模試で偏差値70近くを叩き出したのに、志望校は中堅校にしていました。

大学受験は成功。都内の大学の文学部英米文学科に進学しました。

代々木ゼミナールでは、佐々木和彦先生、西谷昇二先生、西きょうじ先生にたいへんお世話になりました。

何もかも中途半端な大学時代

今思うと、大学時代、もったいない過ごし方をしたという気持ちしかありません。

大学受験による燃え尽きでもなかったのですが、目標を見失ってしまい、ただカリキュラムに従って英語学習しているだけで、英語力を伸ばす時間も機会も無駄にしました。かといって、遊びまくるわけでもなく。

今、大学時代に戻れるなら、大学図書館にある洋書を読みまくり、国際交流をし、英検やTOEICなど検定試験を受けて、留学もする、という風に最大限リソースを活用すればもっと早くに理想の、そしてそれ以上の英語の使い手になれたのに…と、後悔はしていませんが、もったいないという思いがありますね。

結果的に教員免許を取得することはできたのですが、指導者になる英語レベルではないということで、教員も塾関係に就職することもなく、金融機関に就職しました。

退社、イギリス留学

金融機関では長時間労働以外に特に不満はなく、せっせと働いていました。英語とは完全に離れてしまいました。

1年目の冬にインフルエンザに罹患し、5日間程度出勤停止に。元気になって病院で出勤の許可をもらって帰り道に書店に寄ったときにボクの目を捉えたある1冊の雑誌がありました。

「あの国でこれがやりたい!」

雑誌を開くと、巻頭には海外留学された方のインタビューがあり、あとはアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアと英語圏の国々の留学地と語学学校の案内が網羅されていました。

ボクはそれをレジに持っていき、熟読してあることにふと気がつきました。

「英語が好きで、たくさん学びたい、海外に短期でもいいから行ってみたいと思って大学に行ったのに、海外に一度も行ったことがない」

大学卒業してまだ1年、本当にやりたいことを今やっているのか、この道に進んでいって後悔はないのだろうか?と自問自答し始め、ある思いが沸き上がってきました。

「語学留学でいいから海外で生活し、英語を学び、英語指導者の道を模索しよう」

管理職と話し、3月末で退社しました。

最初のプロフィール欄で書いた通り、イギリスの語学学校に2回に分けて留学しました。

今思えば、インフルエンザで寝込んで考える期間ができたことが人生を大きく変えるとは思ってもみなかったけど、「自分が納得できる人生を歩みたい」と常に考えるようになったきっかけであったようにも思います(ちょっと遅いか…)。

英語指導者になる

イギリス語学留学を終え、就職先を探し、運よく英語を教える仕事に就くことができました。

これまで幾つかの現場で、中学で英語に挫折してしまった方、義務教育で満足に学ぶことができなかった方、大学受験を目指す高校生を中心に教えてきました。

英語指導者&学習者としてのこれから

英語学習に終わりはないのと同様に、指導に関しても時代は変わり、教える相手のバックグラウンドや目指すものによっても指導が変わってきます。

もちろん、英語の達人たちが必ず通る定番の英語学習方法が存在しますが、常日頃から英語指導者としての知識・技能を磨いて、英語学習で困っている人、上を目指していきたい人に寄り添えるように日々研鑽を積んでいます。

それと同様に、英語学習者として、日々英語のニュースや文学・文化に触れ、自らの英語をブラッシュアップさせていきます。

当ブログ「えいごのーと」では、日々学んだことから気がついたこと、シェアしたいことを記事にしていこうと考えています。